首都直下・南海トラフの予兆

発生確率は70%と87%。それは必ず起きる地震であり、今年起きなければ、来年は更に発生しやすくなる自然現象だ。

2014年8月号 LIFE [地震火山列島の命運]

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東日本大震災から、まもなく3年半になる。7月12日未明には福島県沖でやや強い地震があり、津波注意報が出された。岩手、福島、茨城付近など各地では依然として地震が絶えない。秋田でも誘発された地震が続く。大震災以後、火山活動も活発化した。西之島の噴火が不気味だ。超巨大地震の影響を受けて、日本列島の下に潜り込むプレートの力が攪拌され、バランスが崩れてしまった。内陸に起きる地震が倍増し、首都直下の地震も増えた。余震でなく誘発地震が起きている。異常現象は地震以外にもある。GPS観測が広域にわたる地盤の隆起を捉えているのだ。マグニチュード(M)9という超巨大地震が起こると、近くで大地震や火山噴火が誘発されることが多く、数年後になって発生することもある。過去に起きた誘発地震の例としては、▽スマトラ地震(2004年、M9.1)の3カ月後に近傍でM8.6の地震、▽千島列島地震(06 ………

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