美容サロン「ミュゼ」の経営不安に電通がピリピリ

2015年9月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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美容脱毛サロン「ミュゼプラチナム」を展開する業界最大手のジンコーポレーション(東京・渋谷)の経営不安が囁かれ、最大の債権者である電通は頭を抱えている。ミュゼは飲食業出身の髙橋仁社長が、故郷の福島県で2002年に創業したベンチャー企業。現在の店舗数は全国190を数え、年商400億円規模へと急成長を遂げた。「両ワキ+Vライン美容脱毛完了コース100円(初回・ウェブ予約限定)」などと謳った激安広告に見覚えのある読者も多いだろう。そのホームページでは「ミュゼは美容脱毛専門サロンの店舗数、売上、顧客満足度No.1を獲得。安心・便利・通いやすいサービス」と喧伝しているが、成長の原動力は「月々10億円近いイケイケどんどんの広告宣伝」(業界関係者)と揶揄されてきた。脱毛はいったん始めると、腕も足も……となるのが女心。それが初回はタダ同然でも儲かる仕掛けだが、事業の急拡大でサ ………

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