空港会社の外資規制に「有識者研究会」は冷ややか

2008年9月号 DEEP [ディープ・インサイド]

空港運営会社への外資規制導入の是非を議論する政府の有識者研究会が始動した。国土交通省は昨年来、導入を検討してきたが、政府・与党内で反発が出ていったん先送りした経緯があり、仕切り直しの議論となる。年内には意見をまとめるが、メンバーの間では外資規制への慎重論が強く、国交省の思惑どおりに運びそうもない。研究会には学識経験者や公認会計士、弁護士らが参加。完全民営化も視野に入れる成田空港運営会社の現状を踏まえ、運営会社に一定の規制をかけることには理解を示す声が出た。ところが、外資規制については「外資だから悪いというのはおかしい」「対日投資を冷え込ませる」などと異論が続出。羽田空港を運営する日本空港ビルデングが東京証券取引所に上場しているため「後出しじゃんけんのような規制はすべきでない」との意見も強かった。会合後、ある委員は「何のために外資規制をす ………

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