「麻生クーデター」の第2幕

2008年9月号 連載 [policyの極意 第5回 ]

今回の改造内閣の顔ぶれは、一言でいえば、小泉構造改革路線の否定である。ポイントは麻生太郎・自民党幹事長だ。あまり知られていないが、郵政民営化に麻生氏は最後まで頑強に反対した。小泉純一郎氏が郵政解散を決断するときに、麻生氏(当時総務相)は反対し、閣僚罷免の一歩手前までいった。麻生氏は、今回、福田康夫・総理に協力する条件として①与謝野馨氏を入れる、②古賀誠氏を排除する、③改革派を一掃する――の3点セットを要求したといわれている。福田総理は①と③を呑んだのだ。与謝野氏を経済財政担当相に入閣させて、麻生-与謝野ラインになったが、このコンビは1年前の安倍政権での内閣改造(麻生幹事長-与謝野官房長官)と同じだ。安倍政権があっけなく崩壊したのは、麻生クーデターといわれたものだが、真相はわからない。ただ党内少数派閥が足場の麻生氏が天下をとるには、総理からの禅譲 ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

ID(メールアドレス)
パスワード  (半角英数字)
 次回から自動的にログイン

IDを忘れた方はこちら
パスワードを忘れた方はこちら
年間定期購読のお申し込みはこちら