朝日新聞が現役・OBに未曾有の待遇大幅カット

2009年7月号 DEEP [ディープ・インサイド]

新聞業界随一の厚遇で知られる朝日新聞社が、現役社員、OBの待遇カットに乗り出した。未曾有の赤字決算、広告収入・部数の落ち込みに対応した人件費削減策で、現役社員に対しては、労働組合に夏ボーナス支給額の前年夏比40%カットを提案している。日経新聞が25%カットで妥結したことなどから、朝日のカット幅は最終的にはやや縮小し、30%弱で収まる見通しだが、それでも、かつてない削減幅で「先行きが不安」(若手社員)。非組合員で年俸制が適用される管理職は50%前後の削減が決まった。また、社員が在職中に死亡した場合に遺児が成人するまで一定額を支給する「遺児年金」も廃止が決まった。一方、OBに対しても、退職金の削減を提案中だ。朝日の退職金はおおむね3千万~4千万円だが、このうち6割までを年金として受け取れる仕組みになっている。この年金部分は会社が退職者から預かって運用する ………

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