紀伊國屋が「バーゲン店舗」で反転攻勢

2010年4月号 連載 [メディアの急所]

新刊書店大手の紀伊國屋書店が昨年11月、大阪・梅田の古書店街「阪急かっぱ横丁」に開設したバーゲンブック専門店「紀伊國屋書店 アウトレットブック」が賑わっている。「バーゲンブック」とは、刊行後6カ月以上経過したなどの理由から、再販売価格維持契約の拘束を解かれた書籍。「自由価格本」と呼ばれ、小売店が自由に売価を設定できるのが特徴だ。活字離れやブックオフなど大手古書店チェーンやアマゾンなどインターネット書店の台頭で簡単には本が売れなくなるなか、これまで紀伊國屋は新刊書店内で「バーゲンブックフェア」を開き、安価本を売ってきたが、顧客の反応がいいことから専門店を出すことにしたという。取り扱う書籍は趣味・実用書、児童書、美術書、文芸書、輸入絵本、低価格DVDなど約1万点。発行時の定価の7~3割引で販売している。当初は料理本が多かったため、顧客は女性が中心だ ………

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