菅首相の外交参謀「阿達雅志」

叩き上げの総理は批判する人を恨み、必ず報復する。それを諫められるのは阿達しかいない。

2020年11月号 POLITICS

官僚の人事を掌握して首根っこを抑えつけ、内政では豪腕を振るう菅首相だが、外交手腕だけは未知数だ。まず問われるのは、同盟国アメリカとの関係だ。たとえ対米追随の誹りを受けようと、日本の安全保障を考えたとき、関係悪化だけは避けねばなるまい。しかし、まさに大統領選真っただ中。トランプ大統領とバイデン候補のどちらが勝利するか、まず冷静な情勢分析と、柔軟な対応が求められることだろう。国内でいくら威張り散らしても、対外的なプレゼンスがなければ国のリーダーとしてみっともない。菅首相もそれを理解してか、信頼できる参謀を起用した。阿達雅志首相補佐官(61)だ。

佐藤信二元通産相の娘婿

菅首相は滅多に人を信用しない。これは「叩き上げ」の宿命でもある。人並ならぬ努力と苦労を重ねた人間にとって、築き上げた人生訓は、誰とも共有することができない至宝となる。だから何でも自分でやらなければ気 ………

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