<インサイド> 小泉「コメ劇場」に翻弄された農水官僚と記者がほっと一息

2025年10月号 DEEP [ディープ・インサイド]

石破茂首相が退陣を表明し、小泉進次郎農林水産相が10月4日に行われる自民党総裁選に出馬する意向を固め、メディア各社の取材が過熱している。5月下旬にコメの高騰問題の失言で辞任した江藤拓前農水相に代わり、小泉氏が就任以降、農水省の取材対応は一変。職員は対応にてんやわんやで、記者も取材に追われる日々が続いている。もともと生活に身近なコメ問題は注目度が高かったが、発信力のある小泉氏が大臣になり、連日メディアに取り上げられるようになった。NHKも記者を大幅増員し、取材体制を強化した。一方、経営体力のないメディアは増員できず、「現場の負荷はかなり重くなり、疲弊している」(業界関係者)。小泉氏の登退庁時の大臣室前にはマイクがセットされ、政府備蓄米などに関する農水省の決定事項も、自らが最初にカメラの前で発表するのがお決まりだ。父の小泉純一郎元首相譲りの発信力 ………

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