1月に急逝した社長職を会長が兼務。“大政奉還”はなし。創業家は遠くになりにけり。
2026年3月号 BUSINESS
1月23日、鹿島社長の天野裕正が心不全で死去した。享年74歳。5年弱の任期中、同社は熊本や北海道の巨大半導体工場の施工を一手に手がけるなど業績は絶好調。売上高は約1.6倍、株式時価総額は約5倍に膨れ上がり、大手ゼネコン5社の中で“1人勝ち”状態となった。
だが好事魔多し。社長の急逝が経営陣にもたらす混乱は想像に難くない。次期社長人事を巡り1度は消えた創業一族の抜擢が早々に取り沙汰されるなど、固さで定評のある鹿島の結束力に綻びが覗く。果たして「令和の大政奉還」はあるのか。報道によると、天野が東京都港区の病院で亡くなったのは1月23日金曜日午前11時40分だった。上場企業の代表取締役の死去は金融商品取引法や東京証券取引所の適時開示規則に照らせば経営に多大な影響を及ぼす「重要事実(発生事実)」であり、判明次第速やかにTDnet(適時開示情報伝達システム)を通じ公表する ………
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