新千歳空港が激怒/大雪でばれた「JR北海道」機能不全

空港に7千人が足止め、空港会社が異例の抗議文。路線の大幅縮小と体制刷新は不可避。

2026年3月号 LIFE

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雪の降る新千歳空港の滑走路になんとか着陸。やっと冬の北海道観光が始まるとワクワクしたのもつかの間、客を待っていたのは、降り立った空港がすでに「陸の孤島」と化している現実だった。

根源は本社と現場の乖離

1月25日の日曜日。札幌市中心部では24時間で54センチメートルもの雪が積もる「ドカ雪」となり、札幌圏の交通網は完全にマヒ状態に陥った。旅行客の多くが向かう道都札幌までの足で、JR北海道が運行する「エアポート快速」は午前中から運休が増え、夕方には完全に不通になった。バスやタクシーでは対応できず、空港で足止めされた搭乗客は約7千人。多くの人が、ロビーの冷たい床に横になって一夜を過ごした。空港から先の交通手段がないことがわかっていたのなら、空港はなぜ混乱を承知で着陸を許可したのか。実を言えばJR北海道はこの日、午後4時50分の時点では「エアポート快速」が走行する千歳線を「午後6時 ………

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