川崎重工/不死身の「潜水艦事業」指名停止処分も何のその

神戸で建造する海自の潜水艦は中国の脅威に直面する。潜水艦用の2造船所をいかに守るか。

2026年3月号 BUSINESS

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防衛省は昨年12月26日、海上自衛隊の潜水艦エンジンの燃費性能に関する一部検査データを改ざんしたとして、製造元の川崎重工業に対し、同日から今年3月11日までの2.5カ月間の指名停止処分を決めたと発表した。検査不正の対象は1988~2021年に製造された潜水艦33隻分のディーゼルエンジン66台の全てに及ぶとみられる。海自の現有潜水艦は練習潜水艦2隻と試験用潜水艦1隻を含めた25隻体制で、そのディーゼルエンジンはいずれも川重製だが、防衛省は「潜水艦の安全性や性能に影響はない」としている。

三菱重より乗り心地が良い

潜水艦は三菱重工業神戸造船所(神戸市)と川重神戸工場(同)で両社が隔年で交互に建造している。かつては定数16隻だったが10年に22隻と改め、22年に「たいげい型」潜水艦が就役して22隻体制が完成した。現在は2世代前の「おやしお型」を退役させて最新鋭の「たいげい型」に順次更新している。今年は川 ………

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