「親高市の第三極」叫ぶ/神谷参政党が失速/衆院選で「300万票」減

議員数が増えるとともに神谷は迷走しているように見える。どっちつかずの第三極が主導権を握ることはない。

2026年3月号 POLITICS

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神谷宗幣・参政党代表を古くから知る人が共通して口にする長所は「柔軟性」である。優れた意見、共感できる主張は素直に受け入れる。その融通無碍は一貫性のなさにつながるが、頭の回転の良さで繰り出す当意即妙の受け答えでうまくかわす。5年前の結党時にあった「反ワクチン」「有機・自然農法」「偽善の環境問題」へのこだわりは、それをもたらした吉野敏明、赤尾由美、武田邦彦ら初期ボードメンバーを追い出したあたりから影を潜めた。唯一、一貫しているのが「反グローバリズム」である。日本は、グローバル企業の株主資本主義によって富を収奪されて海外に持ち出され、その結果「失われた30年」に沈み込んでいる。この構造を変え、古き良き家族観、国家観を取り戻し、国民を大切にして移民を制限するのが参政党の「日本人ファースト」だった。

衆院選で「300万票」減

昨年の参院選ではそれが受け、比例区では参政党に74 ………

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