<インサイド> レアアース加藤東大教授が/政府の顰蹙を買ったワケ

2026年3月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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政府が南鳥島沖の海底から、レアアースを含む泥の試掘を成功させた。中国が輸出規制を強める中、メディアも大きく取り上げている。当該のレアアースの発見者で、東大工学部長の加藤泰浩教授の露出が増えているが、政府関係者の間では、それを苦々しく思う声も漏れ聞こえる。加藤氏は2012年、南鳥島沖のレアアースの存在を初めて確認した。当時は日本がレアアースの脱中国化を始めたばかり。政府は14年から内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の一環として開発に乗り出し、加藤氏も研究開発チームに名を連ねた。政府内では中国による権益主張や妨害を恐れ、情報管理を徹底させるべきだとの声が上がる中、「加藤氏が埋蔵量の推計結果などを次々と公表していった」(関係者)ため、評判は芳しくない。現在はプロジェクトの要職から外れ、無縁となったが、昨年6月に関係者の顰蹙を買った決定 ………

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