「絶対王者」ドコモ/「業界2位」転落の現実味

通信品質で顧客離れに拍車。島田NTT社長が「業界2位転落も」と口走る異常事態に。

2026年4月号 BUSINESS

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国内最大の携帯通信会社であるNTTドコモの苦戦が鮮明になってきた。NTTが2月5日、2026年3月期の連結純利益予想を従来予想の1兆400億円から9650億円に下方修正したが、この直接的な要因となったのがドコモの業績悪化だ。NTTが通期の純利益予想を下方修正したのは14年11月以来。「ドコモショック」はついにNTTグループ全体の業績に波及した形だ。

「2位になってしまうかも」

ドコモの前田義晃社長は記者会見で、他社との顧客獲得競争が依然として活発なことに加え、「いつでもカエドキプログラム」の利用者が想定を上回って多かったと説明した。「いつでもカエドキプログラム」はスマートフォンを分割払いで購入した後、一定期間後に返却することで残りの期間の支払いが不要になったり、安くなったりする仕組みだ。この残価設定型ローンでスマホを返却する人が想定以上に増えたため、将来発生する支出に備えて積み立てる引当金を当 ………

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