対中戦略なき「高市官邸」/恐れる米中接近の「悪夢」

中国を怒らせた高市首相の「存立危機事態」発言。側近の今井尚哉参与も打つ手なし!

2026年4月号 POLITICS

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昨年11月の高市早苗首相の台湾有事を巡る発言以降、日中関係は悪化の一途をたどっている。中国の対日輸出規制が続けば、日本経済への影響は甚大となり、経済界を中心に不安が広がっているが、肝心の高市政権内からは「次の一手」が見えてこない上に、日本ははしごを外される可能性まで浮上している。そもそも日中関係がここまでこじれたのは両国が企図したものではない。現に高市政権発足直後の10月、アジア太平洋経済協力会議(APEC)の場で高市氏と習近平国家主席による初の首脳会談が実現している。日中関係筋によるとタカ派の高市氏を警戒していた習氏を、中国外交部が説得する形で会談を設定し、会談では「戦略的互恵関係」の推進などを確認した。好スタートを切ったはずの高市政権の対中外交だったが、即座に高市氏自身の言葉でかき消されてしまう。11月の臨時国会で、首相は岡田克也元外相から追 ………

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