賭けに出た武田薬品/「切れ者女性」 4トップが握る操縦桿

東京本社のCEOに加え、主力市場の日米中の3社長が「全て女性」というのは異例も異例。どこまで高く飛べるか。

2026年4月号 BUSINESS

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武田薬品が次々と主要国の事業トップに女性を登用している。1月には中国事業で初の女性社長が誕生、40歳代の劉燕氏(リュウ・イェン)が栄進した。同社では24年4月に、日本事業のトップに宮柱明日香氏が就任しており、日本に続き中国でも女性が抜擢された。武田では6月にクリストフ・ウェバー社長CEOが退き、ジュリー・キム氏に交代する。240年もの歴史を誇る武田の頂点(CEO)に女性が就くのは、もちろん初めて。米国事業トップも女性が起用されており、CEOと主要3市場(日米中)のトップに女性が座ることになる。実力本位の適材適所とはいえ、実にエッジの立った人事戦略である。

米日中の3社長を競わせる

6月に頂点に立つキムCEOが、どんな新体制を構築するか、注目の的だ。最重要となるのは米国事業。連結売上高4兆5815億円(25年3月期)の約半分を稼ぎ出す米国市場は、これまでキム氏自身が担当してきたが、後任に米国出 ………

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