<インサイド> イーエムネット「とんでも会計不正」/難を逃れた親会社「ソフトバンク」

2026年4月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

KDDIは2月6日、子会社ビッグローブなど傘下2社の広告代理事業で最大2460億円の売上高が架空計上されていた疑いがあると発表した。複数の広告代理店間で実体のない取引を循環させる「循環取引」で、約330億円が外部に流出したとみられる。KDDIは決算発表を延期し、松田浩路社長は記者会見で謝罪した。大手企業を舞台にした前代未聞の架空取引で、メディアは大きく取り上げた。大手紙経済記者は「実は1月に通信系のインターネット広告代理店で、悪質な不正会計があったが、こちらは、ほとんど報じられていない」と声を潜める。1月13日、ソフトバンク子会社で、東証グロース上場のイーエムネットジャパンは、常務取締役兼最高財務責任者(CFO)が不正送金を行い、隠蔽するため、開示した会計情報を改ざんしたと発表した。従業員からの情報提供で発覚。2024年12月からの1年間で、口座に約4億6000万円が不正 ………

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