2026年7月号 BUSINESS
前号の巻頭に掲載した<生保10社『異常な販売手数料』>は波紋を呼んだ。各社の変額保険の「極秘データ」は、乗合代理店に自社商品を優先的に売りつけてもらうため、非常識な高額手数料を設定し、販売競争に走る保険会社のあこぎな姿を白日の下に晒した。平準払い変額保険の手数料率が最も高いメットライフ生命の場合、初年度120%、総額216%にのぼる。仮に毎月3万円の保険料の契約を獲得したら、初年度43万2千円、総額78万円が、営業マンの懐に入ることになる。彼らが顧客の利益は横に置いて、手数料率の高い保険会社の「推奨商品」を、あの手この手で売りつけようとするのも無理はない。異常な手数料が槍玉に挙がる中、「反省のかけらもない」と、金融庁がブチ切れる不芳事例が発生した。火元は「ユニット・リンク」という商品で変額保険ブームを巻き起こしたアクサ生命保険である。新たな手数料体系 ………
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