2026年7月号 BUSINESS
前号<三井住友FG「市場が呆れる『ジェフリーズ出資』拡大」>には多くの感想が寄せられた。今号では同社のM&Aが残した負の遺産「のれん処理」について深掘りしたい。5月の決算発表で3メガバンクは過去最高益を記録した。だがそれは経営の成果というよりも、金利上昇の追い風のおかげだ。では、何をもって経営の実力を評価すべきか。その差が如実に現れるのがM&Aである。インドで先行する三井住友FGは、2021年にノンバンクを子会社化し、昨年9月にはインド大手のYES銀行へ約2400億円出資した。一方、三菱UFJは、満を持して今年4月にインドの大手ノンバンクShriram Finance社へ約6800億円を出資した。残るみずほは、昨年12月に投資銀行Avendus Capitalを約810億円で子会社化すると発表。結果は3メガ横並びのインド攻勢に見えるが、内実は大きく異なる。三井住友FGは、ベトナムで一昨年460億円、昨年135 ………
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