2026年8月号 BUSINESS
国内検査薬大手の栄研化学が、6月の株主総会でアクティビストである米投資ファンドのダルトン・インベストメンツの株主提案を何とか退けた。昨年も攻勢を受けていたものの、直前になってダルトンの意向を丸呑みし、正面からの衝突を避けていた。しかし、今年はダルトンが自らの幹部を社外取締役とするように株主提案してきたことから、前回は日和った栄研もさすがに堪忍袋の緒が切れ、真っ向から反対した。昨年、ダルトントップに社外取締役として乗り込まれた医療資材メーカー、ホギメディカルがあっという間に非上場化に追いやられ、米カーライル・グループに売り払われた姿に自社の将来を見たからだ。もっとも6月24日に関東財務局宛に提出した「臨時報告書」によるとダルトンが関連ファンドを通じて行った株主提案への賛成率は「45.75%」と高水準。まさに薄氷の勝利だった。一般的な知名度は低いが ………
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