2026年10月号 BUSINESS
東証スタンダード上場のunbanked(旧第一商品)が末期症状にある。経営陣の内紛がこじれ、8月20日には取引銀行が口座を凍結。事業を行えない状況が2週間近く続いた。同社を巡る最大の焦点は、かねて噂となっている影のオーナーにまつわる疑惑だ。混乱は6年前に遡る。度重なる行政処分の挙げ句の不正会計発覚で所管官庁の怒りを買い、最後は大黒柱の商品先物業を同業他社に譲渡せざるを得なくなったのだ。直後、立て直しのため急接近したのが、クラウドファンディング事業を行う「クラウドバンク」だった。並行して、関係性が窺われる「CB戦略1号」や「SG」といった投資組合を相手に新株を大量に発行することとなる。結果、混迷は深まった。本誌が2023年10月号で報じたように、クラウドバンクも随分と問題含みの会社だったからだ。バイオマス発電案件への野放図な資金投下で募集ファンドの償還遅延が多発 ………
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