「スペースX」を猛追する「ランドスペース(藍箭航天)」/倉澤治雄・科学ジャーナリスト

2026年10月号 BUSINESS

宇宙航空研究開発機構JAXAは2026年7月11日、秋田県能代ロケット実験場で小型実験機「RV-X」による再使用ロケットの飛行試験を行った。午前6時14分、離陸したRV-Xは高度11メートルまで上昇、そのまま15メートル水平に移動して40秒後に着陸した。「RV-X」は全長7.3メートル、直径1.8メートルで、推進剤を充てんした時の重量は約3トンである。

「後発の利」生かす中国勢

RV-Xのエンジンはエキスパンダー・ブリードサイクルと呼ばれるシンプルな構造で、燃料は液体水素、酸化剤は液体酸素である。同系統のエンジンは日本の基幹ロケット「H3」の第一段エンジン「LE9」や第二段エンジン「LE-5B」で採用されている。ロケットの再使用にはエンジンの再点火や出力調整を行う機能が必須である。RV-Xは出力を100パーセントから40パーセントまで絞ることができるように設計された。飛行試験では航法センサーなどの制御機器も正常に作動した ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

ID(メールアドレス)
パスワード  (半角英数字)
 次回から自動的にログイン
パスワードを5回間違えるとロックをされます。 ※ロック解除はカスタマーサポートまでご連絡ください。

IDを忘れた方はこちら
パスワードを忘れた方はこちら
年間定期購読のお申し込みはこちら