皇族よ、余震の残る現地へ行け

傍系宮家は何をしている。病軀を押して被災者を見舞う天皇夫妻を助けて、働く姿を見せよ。

2011年5月号 DISASTER

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マグニチュード9.0、死者、行方不明者が3万人になんなんとする東日本大震災。国民はうろたえ、涕涙(ているい)し、慨嘆の日々だ。自衛隊、消防庁などのほか、ボランティアが現地に入り、芸能人は資金集めのコンサート。天皇夫妻はすでに避難所見舞いは二回目。皇太子、秋篠宮夫妻も避難所を訪れた。雅子妃も出られてよかった。それ以外の宮家の皇族、同妃は日本赤十字社(日赤)名誉副総裁だが、大災害では顔を見たことがない。いまや日本の大危機である。皇族は一般国民と一緒に汗を流せないか。あなた方は、国難になぜ姿を見せないのか。

暖房切りローソクで食事

3月11日の震災から19日目の30日、天皇夫妻は東京都足立区の東京武道館の避難所、4月8日は埼玉県加須市の避難所を見舞った。被災地入りも考慮中だという。連日のように放射能被曝などのレクを受けている。3月16日にはビデオテープで6分間、国民に訴えた。「国民 ………

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